アンボイナガイ
アンボイナガイは、イモガイ科イモガイ属に属する殻高10cm前後の巻貝です
生息水域は、浅海のサンゴ礁から水深40m程の所までと広範囲です
夜行性ですので、昼間は石の下などに潜んでいます
アンボイナガイは、口内に猛毒を注入する毒針を隠し持っています
たかが貝ですが、猛毒蛇よりも何倍も強い毒があります
その毒は、インドコブラの約37倍にも値します
浅瀬にもいますので、海水浴でも十分に注意しなければなりません
刺されないためには
触ったり、刺激を与えなければ、襲ってくることはないと思いますので
見付けても触らない事です
被害のほとんどは、食用の貝だと思って拾ったり、思わず手を伸ばした際に刺されるケースです
刺された場合は
刺されたところから、いち早く毒を吸い出すことです
その後、刺された部位より心臓に近い部分を圧迫し、毒が全身に広がらないようにします
そして、直ちに病院へ行き処置を受けることが必要です
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